発達シャフテキの不定期ブログ

箱崎星梨花に養われたいだけの人生だった

サムレム感想文(ネタバレあり)

思った以上に面白かったし備忘録のようにまとめてみたいと思う。

久しぶりに文章書くので書き方が既に分からない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1.初めに

 

 

 

 

 Fateの新作ストーリーのゲームが発売されるということで立派なPCを買ったのにまともにPCゲーやらないのもなんかもったいないなぁと思って思い切って買ってみた

 

 

プレイしてみて気づいたけどぼくって自分で思っていた以上に任天堂キッズだったんだなとなった

 

 

どういうことかというとプロコンが使えるらしいのでぶっさしてみたらキーコンの配置が違いすぎて脳がバグりまくった

かと言ってトランセルみたいにキーボード入力なんてもっと無理だったのでチュートリアルからすごいことになった

 

 

結局かもめさんにPCゲーやる用途のコントローラー買っといてもいいんじゃない?って言われてAmazonで買ってみた

 

 

深夜の2時に頼んでその日の昼過ぎには届いて爆笑してて気づかなかったけどABXYのボタンの配置が入れ替わってるだけでゲームの方の要求位置は入れ替わってないので押した感触が気持ちいいだけの謎配置コントローラーが増えただけだった

 

 

こうして任天堂キッズすぎる人生を悔やみながら手元を一切見ずに指で覚えていく方向に切り替えてゲームをプレイするのだった⋯⋯⋯⋯⋯⋯(後述するが滅茶苦茶影響出た)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2.ゲームについて

 

 

 

 このゲームは所謂無双ゲーとされるモブをちぎっては投げちぎっては投げしてたまーにデカめのエネミーとボスキャラと戦うゲームである(当然無双ゲーはやったことない)

 

 

舞台は型月世界における江戸時代(4代将軍徳川家綱の頃)となり主人公の宮本伊織くんの住まう浅草を中心に江戸を駆け巡り相棒のセイバーとともに盈月の儀(えいげつのぎと読む)(声に出されるまで読み方わからなかった)を勝ち抜いていくものとなっていた

 

 

事前に大して情報収集してなかったこともあり、盈月の儀なんて読んでるからどんなキテレツ聖杯戦争させられるのかと身構えていたが

 

 

 

  • 7人の呼び人(マスター)が7人の英霊を召喚しサーヴァントとする

 

 

  • サーヴァントはセイバー、ランサー、アーチャー、ライダー、キャスター、アサシン、バーサーカーの7つの役職(クラス)に当てはめられる

 

 

  • 呼び人とサーヴァントは互いに殺し合いをし願望器たる盈月を奪い合う

 

 

  • それらとは別に呼び人を持たず特定の土地の魔力を依り代とした8騎の逸れのサーヴァントが召喚される。(逸れは主からの魔力供給がないため弱体化している上長くは戦えない)

 

 

  • すべてのサーヴァントを倒す必要はなく3~4騎の魂と特定のサーヴァント(後述)の魂をくべれば盈月は起動する

 

 

 

とまあ少し変わった点もあるが概ね普通の聖杯戦争だった(感覚麻痺)

 

 

しかも選択肢によって√分岐までするようでかなり原典のStay/Nightに近い内容と言える

 

 

内容もStay/NightやZeroでなんか見覚えあるなって展開がたまーにあったり合間のサブストーリーで相棒のセイバー始め敵対とまではいかない微妙な関係のサーヴァントやどこかで見たような顔ぶれしかいない逸れサーヴァント達との掛け合いが見ることができる結構多めの内容で

 

 

かなり面白かった

 

 

 

まだ1周目をクリアしただけなのでまたぞろStay/Nightみたいに序盤が共通√だと思うとげんなりするが(ちなみにスマホStay/NightはUBWまではやった)(オタク特有の早口)ソシャゲや小説ではない媒体で舞台を駆け巡るのが本当に新鮮だったのでもう少し遊んでいきたいなと思う内容だった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3.ストーリー選択について(ここからネタバレ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 1周目ということもあり全てのキャラの深堀は当然なく、正直ナレーションで死んでることや「それさっき同じ展開で脱落したやついただろ⋯」となることや「えっお前そんな退場の仕方なの?」「えっお前がラスボスなの?」とところどころ疑問が残るストーリーだった(普通に桜井光も関わってるしシンプルに実はこのゲームのストーリーが終わり気味説はある)(まあそれ込みで差し引き1周目は楽しかったという感じ)

 

 

ストーリー変化のタイミングと思わしき選択肢でぼくが選んだ選択肢は

 

 

  • 「等々力に向かう」

 

 

  • 「土御門を追う」

 

である

 

 

 

 

 

一つ目の選択肢の状況は序盤でアサシン陣営を打倒するまでの間アーチャー陣営と共闘し主人公達は他に遭遇したライダー陣営の情報収集(確か浪人や御家人が襲ってくる理由がアサシンが操ってる説と浪人達から信頼されているライダーのマスターの指示説で両方の線を探っていた気がする。)(登場人物たちの推理の中にキャスター陣営の可能性があげられなかったのでぼくはどの陣営とどの陣営がつながってるのかわくわくしてた)を行い攻め込もうとしていた時にランサー陣営に主人公の義妹を攫われたシーン

 

 

そのまま本来の目的であるアサシン陣営か義妹を取り返すために義妹を追うかを選ぶかで選んだ

 

 

理由としては

 

 

  • 選んだ理由としては義妹が可愛かったこと

 

  • 相棒のセイバーが何故か義妹に気を使っていたこと

 

  • シンプルにアサシンは後回しにしてもなんとかなるけどランサーは放置したら義妹が死んでもおかしくなかったから

 

 

 

の3つだった

 

 

後述するが義妹はかなり重要だったしアサシンを追って義妹が死んでいたらめそめそ泣いてるセイバーのかわいいところが見れなかった可能性があったのでまあこれでよかったと思う

 

 

 

 

 

 

 

 

二つ目の選択肢はバーサーカーとともに地脈に細工をし6騎ものサーヴァントを乗っ取った盈月の儀の監督役にしてキャスターのマスターである(この設定文章にすると既視感すごすぎてウケる)土御門泰広を追うか土御門に乗っ取られたアサシンは自分で始末をつけるとアサシンを引き離したアサシンのマスターを追うかのシーン

 

 

理由としては

  • ほとんどが逸れとはいえさすがに6騎と取られるのはまずくね?

 

 

  • アサシンのマスターは策がありそうな雰囲気だったし自己責任でやらせといたらええやろ

 

 

の2つだった

 

 

 

 

結果としてはバーサーカーはアサシン側を追うしアサシンのマスターと真名が明かされることのないままアサシンは心中する形で脱落したのがナレーションで語られるわ色々あって土御門を殺すことができたもののこのゲームのナレーションまで勤めているはずのキャスターは真名どころか1度も戦闘を行わないまま退場するわ(退場シーンすらないため終盤までぼくは戦闘続行スキル持ちとかで生存疑ってた)で散々だった

 

 

このへんほんとにFGOの1部2章とかやってる気分になってやってる最中は爆笑してたけど落ち着いた後ちょっと萎えた

 

 

地の分もちゃんとあるゲームなのでさすがにきのこならこんなことしないよな⋯?って感じ

 

 

まあバーサーカーに脱落されても困るし女だからってアサシンのマスターを助けるほどでもなかったしサーヴァント6騎従えるのはサーヴァント2騎従えたUBWのキャスターよりやってること酷いから選択としてはよかったと思う

 

 

 

 

 

 

 

 

4.キャラクターについて

 

 

 

 

 

セイバー陣営

 

 

マスター

宮本伊織くん

平和な時代に生まれた剣豪

江戸の治安を脅かす盈月の儀は止めるとか言い出すし、自分の師匠と並行世界の師匠に「お前は生まれた時代を間違えた。」って連呼されるからどこぞの正義の味方みたいに異常者であることをバラされたりするかと思ったら特にそんなことはなかった

序盤からサーヴァント以外にはどんな化け物だろうと何人だろうと勝てる異常者だったけど終盤になると英霊にまで上り詰め二天一流を極めた師匠(令呪3画ブースト込み)に宿敵の農民直伝の二刀流燕返しで正々堂々と勝つというわりと歴代最強格の強さで笑い止まらんかったこれでFGO出れるね⋯

序盤にクソガキ時代の相棒から魔術の方がマシと言われてから以後さほど触れられてないけど令呪ブーストなしでセイバーに宝具を使っても翌日わりと平気な顔してたりセイバーからマスターがカスなせいでまともに動けへんみたいなお決まりのセリフを言われてない点からたぶん魔術師の才能も3代続いたウェイバーくんよりあるのがさらにおもろい

冷静沈着で観察力があるため言動から時代や真名を当てようとするのがあまりにも殊勝すぎてFGOに放り込まれて色物鯖と遭遇したら泡吹いて倒れそうってツイートが忘れられない

燕返しの演出が本当に好きなのに空の型で秘剣を使う状況が謎すぎて悲しい

 

 

 

セイバー

 

 

ご飯おいしそうに食べててかわいい

めそめそ泣いててかわいい

いじけててもかわいい

とずっとかわいかった

初めはマスターに対して弱いだの他の才能はないのかだの信用できないだの名前は言わない願いは忘れただの結構なことは言っていたが話が進むと自分を必死になって助け名前を呼び徐々に本当に強くなっていく伊織くんを認めていく様は王道すぎてニチャニチャ止まらんかった

めそめそ泣いてる間がわりと長かっただけにラストに伊織くんが1度きりだけ呼ぶことを許された真名を呼び最後の令呪を切って盈月を破壊するシーンは本当によかったがその後伊織くんや泣いてる原因に対して特に何も言わずに物語が終わったことだけ残念

真名が当たってうれしー(それ以外特に思いつかなかっただけ)ってなって以降ヨシダさんじゃないけど性別が本気で心配になってきたけどまあ概ね心配ない方の性別でなんか安心した(ヨシダにここだけ見られたら不快だから敢えてここでは言わない)

セイバー顔の系譜であることは自明だし宝具も好きだが、この英雄から宝具を決めるとしてあんまり水のイメージがなかったんだけどこれから別バージョンとか出るのかなあと思った

 

 

 

ランサー陣営

動機もバックボーンも薄くてよくわからなかったラスボス

オルタじゃなくて本物ジャンヌかなって言ってたのは当たったけどマジで何しに来たんだ?って感情の方が強い

 

 

アーチャー陣営

サーヴァントの顔が良すぎるのにCV小野賢章なのぼくが女だったらイキ散らしてたと思う

真名は結構な有名人なのに世界史未履修なばっかりにかもめさんは知ってるのにぼくは知らないってなって悲しかった

個人的に一番印象に残る退場シーンは断トツでアーチャーだったりする

救えなかったのは悲しいけど大切にしていたものを守り通して死んでいったのはとても良かった

マスターは胡散臭いって疑ってごめん⋯絶対食事とかに毒盛ってくると思ってた…

 

 

ライダー陣営

「神秘殺し」「雷」「化け物」で途中で真名に気づいてドヤ顔してたら思ったよりすごいのでてきてたまげた

ライダーが糖質に粘着されてたシーンは本当に声出して笑った

由井正雪をかもめさんが知らなかったのにぼくは知ってたのはぼくが日本史をちゃんと履修したからってドヤ顔してたら「え⋯結構引っ張ったしいい感じの願いでいい感じのキャラだったのに退場それ?」ってなったけどぐちゃぐちゃにされて泣いてるシーンと出自が無垢なホムンクルスだからこそ惨状を見て見ぬ振りできなかったというのはすごくすき

 

 

 

キャスター陣営

何度も言うけどUBWのキャスター以上という終盤の大ボスのムーブからの実質セイバー1騎に負けてるの本当に酷すぎるしその後特にサーヴァントも出てこなかったのも酷すぎて笑い止まらなかった

シビアな世界を突き詰めるとこうなるんだなぁって感じ

 

 

 

アサシン陣営

キャスター陣営とほぼ同じ

こっちはアサシンがわりと大物そうなのとマスターは普通に魅力ありそうな雰囲気あるし次回に期待

 

 

 

バーサーカー陣営

バーサーカーと言いつつわりといつも通りかつ伊織くんの師匠というこれまでFGOではなかった立ち位置の期待していた役目を果たしたなって感じだった

強いて言うならランサー陣営なんかよりこっちの方がよっぽどラストバトルにやるべき内容だったのであっもうかってなった

ただ曲がりなりにも主従契約がちゃんと結んだサーヴァントがやるべきことをやったと感じたからと敗退したわけでもないのに退去するのはちょっとおもろい

OPのここがガチで好き

マスターはしっかり描写された上でふーんってなっちゃったので話すことはあまりない

 

 

 

 

逸れサーヴァント(はぐれと読むことをこのゲームで初めて知った(照))

 

 

セイバー

糖質 鎧がかっこいい

 

サブストーリーやり損ねたっぽくてこれ以上の感想がないけど真名はわかってうれしい

 

 

ランサー

ランサーが死んだ!?この人でなし!って言う準備してたら盈月破壊したセイバーを除いたら5人しかいない脱落しなかったサーヴァントにちゃっかり入っててわろた

いつも通りずっとかっこよかったしずっと共闘枠にしてた

 

 

アーチャー

特に話すことはないインドの黒い方

 

 

ライダー

どこにでもいるいつもの堕狐

うざいけど驚いた顔や喜んでいる顔が見たいとか言うからかわいいとこあるなぁって思ったら次は泣いている顔が見たいとか言い出すからダメだった

 

 

 

アサシン

特に話すことはないいつもの无二打

 

 

バーサーカー

アーチャーの二番煎じ

真名初めて知ったけど結構すごくて草って感じ

真名から弱点がバレる系のサーヴァント久しぶりで少し感動した

 

 

ルーラー

Fate触ったことある人なら裁定者のクラスのギルガメッシュなんて滅茶苦茶気になるものなのに蓋を開けてみたら縮緬問屋の若旦那だった

 

普通の聖杯戦争にすら興味ないので盈月の儀にも当然興味はないくせに主従契約を結んでいるサーヴァントですら引っかかるキャスターのマスターの乗っ取りは効いてないし盈月の儀の動向やセイバーに願いらしい願いが本当にないことを見抜いてくるのがいやらしい

 

個人的にこのゲームで難しかったランキングを作るなら3位が回復リソースが本当に足りてなかったランサー(2戦目)で2位がサブストーリーの若旦那戦だったりする

 

大体のボスキャラがサーヴァントの力を借りるか回復リソースで乗り切るか火力はヤバいけど隙はでかいのでそんなに差はつかないが若旦那戦はちゃんと準備して逸れの力も借りてもなお高火力で下手したら2パンしかも隙がかなりない攻撃なので普通に詰みかけた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

画像

ちなみに1番はこの英雄王像作成

ざっくり言うと画面に表示されたコマンドを制限時間以内に入力するだけなのだがここでぼくが任天堂キッズなせいで慣れてないのが響いた

 

制限時間は1秒ないし3連続で成功しないと作成できないしこれやってるだけでストーリー忘れかけるくらいの時間無駄にして通話で発狂しかけた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小笠原カヤ(オトタチバナヒメ

 

伊織くんの義妹

 

イラスト描いてる人がシンプルに上手いという話は置いといて顔がすごくかわいい

 

盈月の儀とは無関係な立場だと思われてたけど実際は疑似サーヴァントでセイバーの嫁だった

 

普段は世話焼きな伊織くんの義妹のカヤの中に引っ込んでいるが

セイバーが自分のことを思いながら話しているときは嬉しそうに聞いていたり

伊織くんのいないところでこっそりイチャついているわるい女でにこにこしてた

 

 

セイバーのために死ねてよかったという話がセイバーだけ永遠にめそめそしてて可愛くてそこはよかったから後半もう少し出番ほしかったし何度も言うけど最後スタッフロールの前にもうちょっとやり取り見たかったなぁ⋯って思いはした

 

 

 

2周目以降だとこのへんもうちょい深く見たいけどこの√が一番深堀りしてそうな気がしてきてうーんって感じ

 

以上

2周目終わったら続き書くかも